今日は無垢家具のオイルメンテンナンスの方法をご紹介致します。
夏休みはお家にいる時間が増えたり,お子さんやお孫さんが遊びに来る嬉しいお休み。
でも,遊びに来たお子さんたちがお家で大はしゃぎ!!
知らない間に家具に傷が( ..)φ
と落ち込んでいるか,叱っているか・・そんなご家庭も有るのではないのでしょうか。笑
でも,無垢家具のオイル塗装で有れば全然大丈夫です♪
一度やり方を覚えてしまえばとっても簡単なので,傷などに恐れず気兼ねなくお使い頂けます。
先程発見した極ソファの『LUXE』のアームに付いていた小傷をメンテナンスしたいと思います!
メンテナンス準備
アームに傷が有るのを発見。
早速メンテナンスを行うのですが,
ソファや椅子のメンテナンスの際『クッションや座面』など取れるものは取って行って下さい。
その名の通り,オイルは油なので布に付いてしまうとなかなか落ちません。
取れないものに関しては,袋をかぶせたりして養生をして行うようにして下さい。
傷発見!
今回は本当に小さな線傷です。
恐らく,テーブルなどで一番付きやすい傷はこの様な感じだと思います。裏のざらざらしたお皿を引きずってしまったり,カッターをうっかりテーブルに・・とかお父さんの筆圧が物凄く強かったり。。
付きやすい傷という事は落としやすい傷でも有るのでご安心下さい♪♪
乾拭き,やすりの用意
まずは,メンテナンスする部分を乾拭きします。ほこりや汚れなどをしっかり取ります。
拭かずにやすり掛けをしてしまうと,付着していた砂などを木部にこすり付けてしまい更に傷が付いてしまうので必ず拭いて下さい。そして,木部を研磨し傷を消すやすりを用意します。(ホームセンターで売っている,240~360番程度)傷の深さによって使い分けます。
早速,やすりで研磨
木目と平行にやすり掛けします。
”家具を削る”という事に皆様ためらわれ,勇気が要るようですが問題御座いません。
様子を見ながら少しずつ削って行きます。
※突板やウレタン塗装などではこのメンテナンスが出来ませんのでご注意下さい。
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更に削り進めて行くと・・・
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綺麗に無くなりました!(^^)!
この位の傷で有れば,数回こすって頂ければ写真の様にすぐに無くなります。
研磨すると少し色が薄くなるので,周りの部分も馴染ませるように研磨して下さい。
オイルメンテナンス
綺麗になった所で,粉をふき取りオイルを塗って行きます♪
布に,オイルを少量取ります。
オイルは伸びますので,少しずつ塗り伸ばしながら足りなければ再度取り塗って行きます。
※使用した布は,僅かにですが発火性が御座いますので速やかに廃棄頂くか濡らして早めに処分をお願いいたします。
木目に沿って,すりこむように・・
オイルを塗ると美しい色が出てきます。
乾燥していたり研磨後は少し白っぽくなっていますが,オイルを塗ると無垢材の木目や色味が引き立ちます。
全体にまんべんなく塗って完了です!!
傷も全く分からなくなりました。
文章で書くと長いですが,今回の作業時間は5分程度です。
全体をやったりテーブルをメンテナンスするともう少し時間がかかりますが,ほとんどの場合30分以内で終わります。
※メンテナンス後は約半日乾燥させて下さい。
難しい作業は何一つ無いので皆様も是非お試し下さい♪♪
その他,傷の種類によってメンテナンス方法が異なります。
ご不明点など御座いましたらお気軽にお問合せ下さい。
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