こんにちは。
KIWAMI SOFA SHOPです。
すっかり乾燥する季節になりましたね。
私も手がカサカサになりハンドクリームが手放せない日々です。
火災など発生しやすい季節でもありますので、どうかお気を付けくださいませ。
こんな季節なので無垢材をふんだんに使った極ソファのフレームにも、手にハンドクリームを塗るようにオイルメンテナンスをしてあげないと。
ということで、今回はオイルメンテナンスの様子をご紹介いたします。
オイルメンテナンス
まずは埃などを取り除くため、乾拭きをします。
アームを触ると、乾燥した感じの少しカサカサした触り心地です。
乾拭きが終わったら、ウェスに適量のオイルをつけて、木に染み込ませるように伸ばしながらまんべんなく、
塗り込んでいきます。
途中経過ですが、オイルを塗った部分とそうでない部分にはこんなにも違いがあります。
オイルを塗った部分は木目が浮き上がって見え、とてもきれいですよね。
木部全体にオイルを塗りこんで、この後半日くらい乾燥させると完了です。
とても簡単ですよね!
左がメンテナンス前、右がメンテナンス後です。
無垢材が潤いを取り戻して、木目が浮かび上がり、本来の美しさを取り戻しました。
※オイルメンテナンスに使用したウエスは自然発火する可能性がありますので、使用後は水に浸しすぐに処分するようにしてください。
キズの補修
じっくりと木部を観察しながら乾拭きしていると、キズを見つけました。
せっかくなので、このキズの補修もしていきましょう。
そんなに深いキズでもなさそうなので、200番から300番くらいの目が細かいサンドペーパーを使います。
木目の方向に沿って、キズが目立たなくなるまで磨いてあげます。
その後、オイルを塗りこむと、もう傷は目立ちません。
無垢材は人間と同じように呼吸をし生きています。
極ソファには、長い時間をかけて乾燥させて、含水率(木材に含まれる水分量)をベストの状態に保たれた無垢材を使用しています。
このため、少しぐらいの乾燥でひび割れたりといったことはほぼありません。
しかし、何もせず放っておいて良いというわけでもありません。
そんな時、自分の体を労わるように無垢材も労わってあげると、時間をかけて経年変化という形で美しい無垢材にしか出せない魅力を私たちに見せてくれます。